参政党の相次ぐ除名対象は、真面目な「愛国者」

新潟除名問題

新潟の除名問題については、経緯が分かりづらく複雑ですが、寄せられた情報を基にまとめると以下の通りとなります。

  1. 参院選の候補者(以下E氏)が、自らが候補者になりたいが為に支部内の同意を得ず、フライングして神谷氏と面談をした結果、公認候補となる
  2. E氏が様々な問題(複数の党規約違反・人権侵害)を起こし、当時の支部長に報告が上がったが、支部長も候補者から個人攻撃を受けている対象であり、対処が進まなかった
  3. 選挙期間中は、E氏の機嫌を損ねまいと、選挙活動に参加していた多くの党員は、ウグイス嬢数名の排除や演説会場からの支部長排除を甘んじて受け入れることで、選挙戦を乗り切る
  4. 開票日に候補者は、事務所にも姿を見せず、当時の選対本部長(現新潟下越支部長)に支部を別に作りたいと発言し、選対本部長も呆れ果てる
  5. 選挙後、E氏に関する問題を解消する為、神谷氏を交えて、候補者や支部役員によるZoom会議が行われ、その場で、神谷氏は支部内で起きた詳細な問題を把握しないまでも、E氏のメンタルや人格に問題があることを指摘して、E氏が希望する統一地方選での公認は出すが、問題を引きずれば、公認を取り消し、辞めてもらう旨を通告した
  6. 元支部長は、選挙期間中の問題に対して責任を取り、支部長を辞任することに合意した
  7. 神谷氏の決定を受け、支部役員で会議が開かれ、現新潟下越支部長を含め、E氏は選挙を3回休みとして、他の候補者を誠心誠意応援して信頼を取り戻せたら、衆院選の北信越比例候補に推薦するという方向性となり、神谷氏にも報告され、神谷氏もE氏を支部として担がなくてよい旨の指示を出した
  8. その旨を当時の副支部長がE氏に伝えると、E氏は元支部長を告訴しても良いなどと発言
  9. 参院選後、E氏は一切活動には参加せず、県内外の党員や地元メディアに支部や元支部長に関する事実無根の吹聴(金銭トラブルがあるなど)をしていた
  10. 支部役員は、支部内の混乱を避ける為、E氏の問題については公に議論せず
  11. その他、党の名前を利用したビジネスに出資を募る話も報告され、複数の規約違反となることから、党本部に実態が報告され、神谷氏が処分の意向を示すが、本人の言い分を聞く場を設ける
  12. E氏は、言い分を聞く場には参加せず、選挙期間中から良好な関係性であった赤尾氏に助けを求める
  13. E氏は、支部の活動に一切参加していなかったが、自らのビジネスに参院選候補者時代の名刺を使用したり、協力者と令和5年4月の統一地方支援に向けた活動をしていたりといった情報が、外部から伝えられる
  14. 赤尾氏と党本部地域統括部副部長が新潟に行き、10月6日に新潟下越支部長と新潟中越支部長と5時間に渡り会談をする
  15. 赤尾氏からの指示は、「遠藤弘樹氏は、横領をしていないという理由で除名には値しない」、「E氏に関して、過去・現在・未来に渡り水に流す、今後一切口にしない」、「従えない場合は始末書の提出となる」という内容
  16. 支部役員に新潟下越支部長から、「赤尾氏からの指示」が伝えられるが、現在進行形の問題や将来懸念される問題に対しての説明が無く、そもそも党公式の決定なのかといった指摘が起こり、詳細な説明を求めたが、それ自体が「反党行為」、「懲戒対象」とのことで説明はされず
  17. 新潟下越支部長から党員に対しての説明は行われず、新潟中越支部長が「火消」とも言える説明を党員に対して始める
  18. 新潟中越支部長の説明を聞いた党員の内、E氏の問題を知る党員が不信感を抱く
    不信感を抱いた党員が、E氏とE氏の元勤務先に連絡したところ、E氏は「会合」に出ないよう指示されていると話し、更に元勤務先からは、E氏の名刺に記されていた役職そのものが存在していないと判明(経歴詐称の疑い)
  19. その党員から新潟下越支部長や党本部に連絡を取るが、一切対応せず
  20. 「党本部(赤尾氏)の指示」に疑問を呈した支部役員5名に、メールにてワード形式の原文のまま、事実とは異なる内容(10月6日に赤尾氏と面談した等)が記された「けん責通知書」が届き、支部役員5名は杜撰な内容故に始末書は提出せず、文書が公式な内容であるかを確認する意見書を封書で提出
  21. 新潟下越支部長・新潟中越支部長の対応に疑問を抱いた党員が、定例会の開催を求めるが、党本部の指示で開催されず
  22. 支部役員5名に神谷氏の捺印がされた処分通知が届き、その内容は、前回のワード原文の処分通知が公式な内容であると記されると同時に、事実と異なる内容が一切修正されておらず、始末書を提出しなければ、除名となる旨が記されていた為、内容が事実とは異なる旨の異議申立書や資料を送る
  23. 新潟中越支部長が、通知を受け取った支部役員が「他党のスパイ」であるといった説明を党員に始める
  24. 異議申立書に対する返答が無く、5名の内、4名が離党を申請して受理される
  25. 1名が返答を待っていたが、返答は無く除名通知が届く
  26. 離党を申請して受理された内の1名に除名通知が届く

この様な経緯だったそうです。

処分を受けた5名の内、3名は支部の設立も関り、他の役員も活動には積極的に参加して、貢献していたとのことです。

また、処分された支部役員は、やはりリベラルや反日などではなく、長年保守の活動や発信をして来たり、また政治的な知識や経験にも長けていたりする方々だったそうです。

E氏の問題についても、E氏の処分が目的ではなく、終始、参政党や支部を守る目的で対応をされていたとのことで、頂いた情報からして処分を受けた支部役員の対応は、あまりにも当然過ぎて、参政党本部にとって何が問題だったのか理解に苦しみます。

また、支部役員は、E氏に様々な問題はあったが、政治の素人を教育もせず出馬させた党本部に責任であり、E氏も都合よく利用された被害者と言っていたとのことです。

E氏が神谷氏や赤尾氏にとって不都合な情報でも持っていて、処分された腹癒せに、それが世に出てしまっては困るといった事情でもあったのでしょうか。

神谷氏が、何故、参政党の理念に合致した愛国者ばかりを処分しているのかは不明です。

神谷氏に、誰も知らないバックが存在していて、神谷氏の本心に反することを言わされている可能性もあります。

神谷氏が誰かに弱みを握られ、自ら真実を発信出来ず、外部から発信して欲しくて、敢えて共通の理念を持つ仲間を排除している可能性も捨て切れません。

もし、神谷氏の本心で、愛国的かつ保守思想の党員を相次いで除名しているとなれば、神谷氏の目的は一体何なのかということになります。